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リフォーム課 山口
カトリホームの山口です。
現在、現場では「お金を払ってもルーフィングが入らない」という異常事態が続いています。
政府は「輸入を2倍にする」と発表しましたが、なぜ現場の混乱は収まらないのか?
プロの視点で、今の資材危機の正体と今後の対策をまとめました。
現在、石油原材料(ナフサ)の供給不足により、多くの石油系建材が制限対象となっています。
出荷制限中の主な資材: ルーフィング、樹脂サッシ、ウレタン断熱材、溶剤塗料など。
最大の原因は、日本のナフサ供給の約50%を占める「国産ナフサ」が、原料の原油(95%以上が中東産)不足でストップしていることにあります。
政府は「非中東からの輸入を従来の2倍(200%)に増やす」としていますが、現場レベルでは不十分です。
供給の穴: 国産分の欠乏を補うには、輸入量を従来の約3.5倍に引き上げる必要があります。
物流の壁: 米国等からの輸入は中東より航路が長く、到着までに40日以上のタイムラグが発生します。
「封鎖が解ければ明日から元通り」と考えるのは危険です。
物流の正常化: 約1ヶ月
製油所の再稼働: 約2〜3週間
在庫の復元とバックオーダー解消: 6ヶ月〜1年 結論として、2026年内の完全な供給正常化は極めて困難であると予測されます。
今、私たちが検討すべきは「油に頼らない工法」へのシフトです。
代替可能: グラスウール断熱材、金属屋根、無垢床材、水性塗料
代替困難: シーリング材、電線被覆、接着剤
※代替案への変更は、防火認定や断熱性能の再確認が必要なため、早めの協議を推奨します。
今回の資材難は不可抗力ですが、それをどう施主様へ説明し、代替案を提示できるかが私たちの腕の見せ所です。
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