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【100均で再現】苔テラリウムで「もののけ姫」の森を作ってみた!こだまが佇む神秘的な世界

リフォーム課 山口

はじめに

前回の記事で、スナゴケを庭の溶岩石に着生させる実験をスタートしたお話をしましたが、実は手元には「苔4種アソートセット」の残りのメンバーがまだ控えていました。

せっかくの美しい苔たち、今回は本来やりたかった「密閉型テラリウム」で、ずっと憧れていた「もののけ姫」の森風の世界観作りに挑戦してみました!

ほぼ100円ショップ(ダイソー)で揃う身近な素材を使った、本格的なボトル作りのプロセスをお届けします。

今回使用した「3種類の苔」

密閉型のボトルの中に「あの神秘的な深い森」を再現するため、今回はアソートセットから以下の3種をチョイスしました。

  • アラハシラガゴケ:きめ細かく、絨毯のように広がる定番の苔。地面のベースに最適です。

  • シノブゴケ:繊細なシダ植物のような葉を展開し、森の「生い茂る草木」を表現してくれます。

  • ホウオウゴケ:鳳凰の羽のように美しく広がる大型の苔。今回は溶岩石の周辺に配置して主役に。

それぞれ形や高さが異なるので、組み合わせるだけで一気に自然の奥行きが生まれます。

材料はほぼ100均(ダイソー)+ホムセン!こだわりの地層と着生テクニック

今回は「手軽に、でも中身は本格的に」を目指し、ベースとなる用土や飾り付け用の小石などはほぼダイソーで揃えました。

1. 根腐れを防ぐ「地層構造」

ボトル下部の地面は、苔が健やかに育つ環境を作るために下から順に3層に重ねています。

  • 最下層:ゼオライト(ダイソー:おウチの水をキレイに保ち、根腐れを防止)

  • 中層:くん炭(クン炭)ホームセンター:消臭効果や水質の浄化を狙って薄くサンド)

  • 最上層:ピートモス(ダイソー:保水性が高く、酸性を好む苔に最適なベース土)

ベース用土のほとんどはダイソーで揃うのですが、「くん炭」だけは100円ショップでの取り扱いがなかったため、ホームセンターの園芸コーナーで購入したものを使用しています。

水質浄化の要となる大切な層なので、ホームセンターで手に入るしっかりとした品質のくん炭をサンドしてあげることで、ボトル内の環境がより安定して長持ちしやすくなります。

2. 水苔を使った「溶岩石への着生」

前回は「けと土」を使ってスナゴケを貼り付けましたが、今回の密閉型テラリウムでは、同じく庭の溶岩石を使いつつ、「水苔(ミズゴケ)」をクッションにして苔を植え込んでいます。多孔質な溶岩石と保水性の高い水苔のタッグで、ボトル内の湿度を一定に保つ作戦です。

仕上げは「こだま」と「蓄光石」で魔法をかける

植え込みが終わったら、最後の仕上げです。 ここで登場するのが、ダイソーで購入した「カラーサンド」「蓄光石(ちっこうせき)」。

水苔を使い、アラハシラガゴケ、シノブゴケ、ホウオウゴケとこだまのフィギュアを配置したテラリウムのアップ

▲ 明るい場所で見ると、3種類の苔の質感や、地層の重なりが綺麗に見えます。

白や半透明の石を配置することで、森の奥から湧き出る「清流」や「お清めされた聖域」のような空気感が一気に増します。

さらに、この世界観の決定打となるのが……Amazonで見つけて思わずポチってしまった「こだま」のフィギュア! 苔の隙間や溶岩石の上にそっと腰掛けさせてみると、完全にあの映画のワンシーンが完成しました。

【技術の無駄遣い?】蓋のLEDライトを電子工作でガチ改造!

実は、今回使用したガラスキャニスター(容器)のLEDライト、そのまま設置すると一つ大きな問題がありました。

このライトにはモーションセンサーが付いているのですが、なんとセンサーが「ライトの正面(下向き)」に配置されていたのです。そのため、普通に蓋として容器にセットしてしまうと、ボトル内部に向かってセンサーが向くことになり、外からの動きに全く反応してくれません。

「せっかくのセンサー付きライト、スマートに点灯させたい……」

ここで私の電子工作スキルと模型工作スキルに火がつきました。

ガラスキャニスターの蓋を開口し、LEDライトユニットからセンサーを反対向きに延長、ネオジム磁石を仕込んで着脱可能にした工作の様子

▲ ライトと反対向きに伸びたセンサーと、開口したキャニスターの蓋。ネオジム磁石も仕込んであるのでワンタッチで着脱可能です。

ライトユニットを一度分解し、回路を調整して、モーションセンサーが「ガラスキャニスターの蓋の上側(外側)」にしっかりと来るように配線を真逆に延長大改造! 蓋の中央にも、模型用ドリルできれいに開口部を設けました。

さらに、このライトは充電式のため、充電の際に邪魔にならないよう、ユニットと蓋の双方に強固な「ネオジム磁石」を内蔵。サッとワンタッチで着脱できる仕様へとビルドしました。

これで、ボトルの上にスッと手をかざす(人がそばを通る)だけで、もののけ姫の森がパッとライトアップされる完璧なシステムが構築できました。苔を愛でるための環境づくりには、一切の妥協を惜しみません(笑)。

ライトアップでシシ神の森が目の前に!

実はこのテラリウム、飾って楽しむ上でもう一つ最高のメリットがあります。

密閉型の苔テラリウムは、内部の水分が循環するため「驚くほど水やりの手間がかからない(ほぼメンテナンスフリー)」という特徴があります。環境が安定すれば、数ヶ月間まったくボトルを開けなくても美しい緑を保ち続けてくれます。

そして、今回ガチ改造したLEDライトの充電スパンは、およそ「2〜3ヶ月に1回」。

「水やりがほとんどいらないテラリウム」と「2〜3ヶ月バッテリーが持つ自動ライトアップ蓋」。この2つの相性が、とにかく抜群に良いのです!

数ヶ月に一度、ライトの充電ランプが点いたときに、ネオジム磁石からユニットをパッと外して充電するだけ。それ以外の日常は、ただデスクの傍らに置いておくだけで、通りかかるたびに自動でフワッとシシ神の森が浮かび上がります。手間は最小限、癒やしは最大限の、最強のインテリアガジェットが完成しました。

暗い場所でLEDライトに照らされ、蓄光石とこだまのフィギュアが幻想的に光るもののけ姫風の苔テラリウム

▲ ライトアップすると一気に「あの森」の雰囲気に。蓄光石の淡い光がたまりません。

夜、部屋を暗くした状態でボトルのそばを通ると、改造した上部センサーがパッと反応してLEDが自動点灯。

ライトに照らされたアラハシラガゴケやホウオウゴケがみずみずしく輝き、足元に配置したダイソーの蓄光石が、こだまのフィギュアと一緒にぼんやりと幻想的な光を放ちます。

デスクの傍らに置いておくだけで、日々の仕事の疲れがフッと吹き飛ぶような、極上の癒やしスポットになってくれました。

まとめ

今回は、苔アソートの残り3種と身近な素材をフル活用した「もののけ姫風・密閉型テラリウム」の制作レポートでした。

100均の手軽さをベースにしつつ、ダイソーにない「くん炭」をホームセンターで補ったり、ちょっとした工作スキルを組み合わせたりすれば、ここまで本格的なギミック付きテラリウムが作れます。

無事に環境も安定しているので、これからボトルの中で3つの苔がどのように調和し、成長していくのかが本当に楽しみです。皆さんもぜひ、お気に入りのフィギュアと一緒に「自分だけの小さな森」を作ってみてはいかがでしょうか?

次回の苔レポートでは、お庭のスナゴケの様子とあわせて、こちらのボトルの経過もお伝えしますね。お楽しみに!

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