うるう秒廃止？

国連機関がうるう秒を2035年までに廃止するとの決議案を採択したとニュースになっています。

この「うるう秒」、地球の自転によって決定される時間と、原子時計により決定される世界標準時の

ずれを世界標準時側で誤差0.9秒以内に修正するために必要とのことです。

では何が困るのか。

この世界標準時というデータをとあるシステムが取りに行く際に「うるう秒」のせいで

システムエラーになる可能性がある(過去報告がある）ため、廃止しようというもの。

そもそも、地球の自転は一定ではないので正確に時を刻むことに特化した

原子時計とは相性が悪いのです。

このように物事が意外にいい加減なもの(余裕をみている)ということがわかります。

例えば電柱はまっすぐ立っていると思いますが実は周りの電柱と支え合っているので斜めになっているものが多いのです。

道路は一見平に見えますが、車で走るとでこぼこしています。

無理に合わせることで不都合が生じるのであれば合わせる必要はない。

キッチリすることが効率的とも限りません。

スケジュールや設計には余裕を、心持ちにはメリハリを。