ヒートショックのリスクを減らす

毎度お付き合い頂きありがとうございます。
寒さが日に日に増してます。寒くなるにつれリスクの高まるヒートショック。中でもお年寄りの浴室での事故、これがダントツです。
ヒートショックとは急激な温度変化に体がダメージを受けること、ブルッと身震い、フラッとよろける、これもヒートショックです。なぜヒートショックが起きるのか、これは温度差が問題です。特に洗面脱衣、浴室、トイレが危険です、ちなみに家庭内事故で亡くなる方の数は、交通事故の３倍いるそうです。特に高齢者の方が９割以上となっています。一番の解決策は温度差を無くすこと。理想は暖房室と非暖房室の温度差５度以内です、新築住宅では断熱に拘れば行けそうな気もしますが、既存住宅で断熱材もろくに入っていない住宅ではまずこれは無理な数値です。でも予防策はできます。風呂に入る前、風呂のドアを開け、シャワーを数分間出す。これだけでも違います。
トイレに行く時も厚着をする。これもやるとやらないでは大違い、ちなみに布団の中の温度は大体３８度くらいと言われています。ここを出て５度のトイレに行くとなるとその温度差実に３３度、これは危険です。このくらいの温度差があるという事を意識していくのも大事です。それと夜トイレに行かなくてもいいような生活をすることも重要です。