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日中関係

工務部 杉崎部長

近年の日中関係は、「対立」と「協調」が同時に進む複雑な状況が続いています。

政治や安全保障のニュースでは緊張感が強調されがちですが、

実際には経済面でのつながりは依然として深く、日本の景気や物価、

さらには私たちの身近な住宅市場にも少なからず影響を与えています。

特に建設業界では、資材価格の安定やサプライチェーンの維持という観点で中国の動向は無視できません。

中国経済は不動産不況や人口減少、若者失業など課題が山積ではありますが、

製造力や市場規模は依然として巨大で、日本企業も「距離を置きつつも完全には切れない」

という微妙な付き合い方を模索しています。

最近では、中国政府の景気刺激策や金利政策の変更がニュースになるたび、

円相場や日本の株価が一緒に動くことも珍しくありません。

日中の経済はやはり強く結びついているということを実感させられます。

一方で、サプライチェーンの見直しや、友好国との新しい経済網など、日本側のリスク分散の動きも加速しています。

建材や住宅設備も、一部では調達先を多国化する動きが広がり、業界としても「中国一本に依存しない」体制づくりが課題になりつつあります。

とはいえ、値頃感や供給力の面で中国製品の存在感が大きいことも事実で、

現場レベルでは“完全に切り替える”には時間がかかりそうです。

政治面・安全保障面では距離が生まれつつも、経済ではつながり続ける──。

これが今のリアルな日中関係と言えるのかもしれません。

世界情勢が目まぐるしく変わる中で、日本としても企業としても、必要以上に悲観せず、

しかし油断もせず、冷静に向き合うことが求められています。

特に建設・住宅分野では、資材価格の動きや輸入品の調達状況など、

これからも日中関係に左右される部分は多いだけに、

情勢の変化をしっかりと受け止めながら柔軟に対応していくことが大切だと感じます。

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