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スタッフブログ
リフォーム課 山口
先日、こちらのブログで「苔(コケ)に興味がある」というお話をさせていただきましたが……やっぱり我慢しきれませんでした!
悩んだ末に、気がつけば「苔4種アソートセット」をネットでポチり。我が家に新しい緑の仲間がやってきました。
今回は、この苔たちを使って挑戦中の「苔の溶岩石着生実験」についてご紹介します。
もともとの計画では、ガラス容器の中に小さな世界を作る「密閉型テラリウム」に挑戦する予定でした。
しかし、届いたアソートセットの品種を確認してみると、その中に「スナゴケ」が含まれていることが判明。
実はスナゴケ、苔テラリウムの定番に見えて、「日当たりを好み、蒸れに弱い」という密閉型テラリウムには不向きな特性を持っています。無理に密閉してしまうと、カビが生えたり茶色く枯れたりしてしまう原因に。
「せっかく我が家に来てくれたスナゴケを、なんとか活かしたい……」
そこで急遽、予定を変更して別の方法で育てることにしました。
| 実験の概要 | 詳細 |
| 使用した苔 | スナゴケ(アソートセットの一部) |
| 使用した土壌 | けと土(ケト土) |
| 土台(ベース) | 庭に落ちていた溶岩石 |
| 育成環境 | 完全に密閉せず、適度に調湿できる容器 |
スナゴケの「乾燥に強く、岩場を好む」という野生の性質を活かし、庭に落ちていた溶岩石に着生(活着)させる実験を行うことにしました。溶岩石は多孔質で水分や空気を含みやすいため、苔の着生には相性抜群の素材です。
今回は、ただ石の上に苔を乗せるだけでなく、以下の本格的な手順で植え込みを行いました。
ベース作り:盆栽や苔玉づくりでも使われる「けと土(ケト土)」を用意します。
土の調整:けと土を水で溶き、溶岩石に塗り付けやすいよう、少しゆるめに調整して練り上げます。
植え込み:溶岩石のゴツゴツした表面に、ゆるめたけと土を薄く塗り、その上からスナゴケを優しく、しっかりと植え付けました。
現在は、上の画像のようにガラス容器をかぶせつつ、下の白い砂(化粧砂)で全体の湿度バランスをコントロールしながら様子を見ています。溶岩の黒とスナゴケの鮮やかな緑のコントラストが、すでにインテリアとしてもお気に入りです。
スナゴケが溶岩石にしっかり根(仮根)を張るまでには、少し時間がかかります。
植物でいう根にあたる「仮根(かこん)」が生え揃うまでの2〜3週間は、とにかく風雨にさらされないように注意が必要です。
強い風や雨に当たってしまうと、せっかく練り付けたけと土やスナゴケが流されてしまう原因になります。
そのため、基本は室内で優しく見守ることにしているのですが、管理方法にもその日の天候に合わせた一工夫を取り入れています。
例えば、久しぶりに気持ちよく晴れて最高気温が24度まで上がった日は、絶好の日光浴チャンス!スナゴケの「光を好む」性質を活かすため、屋外の「西日が当たらない場所」を選んで、優しくお日様の光を当てる時間を設けました。
この時、「ガラス容器はあらかじめ外しておく」のが重要なポイント。
容器をかぶせたまま日光に当てると、中の温度が急激に上がって苔が蒸れてしまう(煮えてしまう)リスクがあるからです。
こうして天候を見ながら「風雨を避けつつ、容器を外して適度に直射日光を当てる」という絶妙なコントロールを続けていきたいと思います。
まずはこの2〜3週間、じっくりと活着を待ちます!
この実験がうまく成功し、スナゴケが溶岩石にしっかり着生できたら、実は次のワクワクする計画を用意しています。
仮根が定着した後は、この溶岩石ごと庭にお引越しさせて、屋外でどんどん増えてもらう予定です!
もともと日当たりと風通しを好むスナゴケにとって、お庭の環境は最高の舞台。
庭に落ちていた地元の溶岩石を使っているので、お庭の土壌や景観にも自然と馴染んでくれるはずです。
石の表面を覆い尽くすほど青々と増殖し、我が家の庭の一部として溶け込んでいく姿を想像すると、今からとても楽しみです。
今回は、密閉型テラリウムには向かないスナゴケを、けと土と溶岩石を使って着生させる一工夫についてお届けしました。
自然のルールに合わせながら、どうやってインテリアとして調和させていくか。
試行錯誤する時間も含めて、すっかり苔の魅力にどっぷりハマっています。
無事に仮根が生えて溶岩石に根付いてくれるのか、3週間後の経過も定期的にブログでご報告しますね。
苔テラリウムやスナゴケの着生・活着に興味がある方は、ぜひ次回の更新もチェックしてみてください!
さい!
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