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リフォーム課 山口
「苔4種アソートセット」を購入してから始まった我が家の苔ブーム。スナゴケの着生実験、もののけ姫の森に続いて、まだまだ元気な苔たちが残っています。
というわけで、今回はさらに種類を追加して苔テラリウム第2弾に挑戦しました!
今回のテーマは「小川と動物のいるのどかな風景」。 私の趣味である模型づくりの技術とマテリアルをフル活用した、本格的なジオラマ風テラリウムの制作レポートをお届けします。
今回の情景の主役は、ミリタリーモデルでお馴染みの「タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ 動物セット」からチョイスした、馬と鶏です。
プラスチックのパーツですが、海外のミニチュア塗装で絶大な人気を誇る「シタデルカラー」を使って筆塗りで仕上げました。
シタデルカラーは隠蔽力が高くて伸びが良いので、1/35という極小スケールでも本当に塗りやすくて助かります。
今回は馬の筋肉の陰影や毛並み、鶏の細かな羽の質感などを意識しながら、一筆一筆ちまちまと筆塗りを進めていきました。
緑の苔の中にこうして自分で手を動かした動物たちが加わると、情景にグッと命が吹き込まれるような気がして、模型ファンとしてはこの瞬間が何よりの至職です。
テラリウム中央を流れる「小川」は、鉄道模型や情景ジオラマの本格的な技法をそのまま導入しました。
ベースの切り出し:発泡素材の「スタイロフォーム」を川と土手の形状に合わせてカッターで切り出します。
下地処理とシール:造形用の「シーナリープラスター(石膏系素材)」を盛り付けて地形の質感を出し、その上から絵の具の下地材である「ジェッソ」を塗ってしっかり目止め(シール)を施します。
川底の着色:ここでもシタデルカラーを使い、川の中心が深く、岸辺に向かって浅くなるようなグラデーションで川底を着色。
水の表現:川の「水」そのものは透明UVレジンを流し込んで硬化させ、さらにその上から乾燥すると半透明になる「ジェルメディウム」を筆で波立つように盛り付けることで、生き生きとした水の流れと輝きを表現しました。
今回のボトルでは、アソートの残りに加えて新しい仲間もスカウトし、計4種類の苔で贅沢にレイアウトを組みました。
アラハシラガゴケ:地面のベースとして全体に絨毯のように配置。
ホウオウゴケ:大型で存在感があるので、土手の存在感を引き立てる位置へ。
コツボゴケ(NEW):みずみずしい透明感のある葉が美しく、水辺の雰囲気にぴったりです。
チョウチンツルゴケ(NEW):今回のレイアウトのこだわりポイントです!
チョウチンツルゴケの花のようなシルエットを活かしたかったので、少量をあえて手前側に持ってくるレイアウトにしています。ボトルをのぞき込んだときに真っ先にこの可愛いシルエットが目に入るため、全体の奥行き感がグッと引き立つと思います。
今回は水が流れる景観を作ったため、苔を植えるアプローチにも一工夫必要でした。
水の逃げ道(水抜き)を確保するために、まずはスタイロフォームで「川と土手」のみをあらかじめ一体で造形。
その土手より少し高い位置まで、「ピートモス」にダイソーの「らくらくソイル」を混ぜ合わせた特製ブレンド土を盛り付けました。
「らくらくソイル」を適量ブレンドしてあげることで、土の粒子が適度に苔の根元をホールドし、植え付けの際に苔がパタパタと倒れにくくなるという大きなメリットが生まれます。
この安定した土壌へ、4種類の苔たちをバランスを見ながらピンセットで丁寧に植え付けていきました。
今回は、ミリタリージオラマの技法と苔テラリウムを融合させた、第2弾ボトルの制作レポートでした。
「スタイロフォーム+UVレジン+半透明メディウム」によるこだわりの水辺と、1/35の馬や鶏たちの筆塗り。
そして個性の違う4種類の苔たちの組み合わせ。
「もののけ姫の森」の幻想的な世界とはまた一味違う、リアルな情景モデルとしての楽しさが詰まったテラリウム。
デスクの上に置いて眺めるたびに、小川のせせらぎが聞こえてきそうな気がして癒やされます。
我が家の苔ボトルたち、どちらも個性が強くて最高の相棒になってくれました。
これからの成長のバリエーションが本当に楽しみです。また経過をご報告しますね!
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