大寒には、「冷気が極まって、最も寒さがつのる時期」
という意味があります。
ゆえに、その寒さを利用して味噌や醤油、日本酒などの仕込が
始まるのが大寒の時期です。
気温が低いこの時期の水は雑菌が少ないと言われているため、長期保存の
必要なこれらの仕込に大寒の時期の水を使うそうです。
また、氷点下の気温の中、薄着もしくはふんどし一枚の姿で川や海に入る
人の姿を、ニュースなどで見たことがある方もいると思いますが、あれは
寒稽古や寒修行と呼ばれる神事です。
極寒に耐えうる強靭な肉体を養うのが目的と言われています。