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スタッフブログ
明治の文豪・幸田露伴の娘で、作家の幸田文は、礼儀作法を学ぶ際には、
代々受け継がれている「型」を学ぶことに意義があると著書に記しています。
「定跡を学んだ人は強いです。定跡とは代々幾人もの頭が知恵を寄せ合い、
伝え継ぎ、洗練してきたものであり、大勢の力という強さがあります。」と述べ、
定跡通りに型を実践することで、礼儀作法は本来の力を発揮すると綴っています。
職場の朝礼や社員研修で、気をつけの姿勢や、挨拶の動作などを学ぶ機会は多いものです。
姿勢や動作の型を練習することについて、〈堅苦しい〉〈意味があるのか〉と
思う人がいるかもしれません。
古来、先人たちが試行錯誤し、残してくれたものが礼儀作法の型です。
これを実践することは、相手を想う心を形に表わす最良の方法でしょう。
はじめは窮屈に感じるかもしれませんが、まずは徹底的に、
気をつけの姿勢や挨拶の型を練習してみましょう。
型を体で覚えた時、先人の知恵の結集がベースとなった、独自の礼儀作法が生まれてくるのです。
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