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スタッフブログ
「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿で有名な日光東照宮。その前後に、人間の一生を象徴した、
合計八場面の猿の彫刻があることをご存知でしょうか。
➀手をかざして遠くを見ている母猿(子供の幸せな未来を願う)。
➁見ざる・聞かざる・言わざる
(幼少期は悪いことを見たり、聞いたり・話したりせず。素直なまま育ってほしいという親の思い)。
➂座っている猿(独り立ち直前の様子)。
➃上を見上げている青年期の猿(星雲の志を抱く)。
➄下をのぞきこむ猿(困難に直面するが、周囲の励ましで乗り越えていく)。
➅物思いにふける様子の猿(恋愛の悩みを通して成長する)
➆仲睦まじい二匹の猿(夫婦で荒波を乗り越えていく)
➇おなかの大きい猿(子猿もやがて自分が親となり、やっと親の苦労がわかる)。
これからの彫刻は、人間の生き方を示す手本であり、子を思う親の愛情の深さを教えてくれています。
職場人として、家庭人として、親の思いに応えることができるよう、
いまを精一杯生きていきましょう。
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