先人の知恵に学ぶ

こんにちは！　日本海側を中心に記録的な大雪となっている、この冬ですが、毎年のように発生してしまうのが、雪下ろしによる、屋根からの転落事故。　その多くが高齢者で、背景には、各家族化により、豪雪地帯などに、若者が少なくなっていることも、要因のひとつだと、考えられます。
　そこで、想いおこされるのが、世界遺産にも登録されている「白川郷」。　そこに点在する建物の、「合掌造り」は、豪雪地帯での知恵が活かされ、「雪下ろし」も必要ない構造となっています。
戦後になって、復興の為、量産化が必要な時代により、白川郷のような、先人たちの、自然と共に「生きていく知恵」が失われた結果、屋根の雪下ろしが必要になり、結果、転落事故も多発してしまう現状は、自然からの警告かもしれません。