意識散漫

　何かをしている際に、頭の中では他のことを考えていることはありませんか。

「あれはどうなったかな」「あれはどうしよう」などと、まったく別のことを気にしながら行うことはよくあるものです。

　このような意識散漫な状態で物事に向かうことは、幸福感を低くするといわれています。

何かに意識を捉えながら取られながら活動することで、その活動から得られるはずの達成感や充実感が得られなくなるからです。

　では、目の前のやるべきことに集中する力を高めるには、どうすればよいのでしょうか。

それにはまず、気が散る原因を取り除くことが必要でしょう。

　例えば、インターネットの情報やメールは、常に気になってしまうものです。

その対策としては、それを行う時間や回数をあらかじめ決めることです。

　また、短時間の瞑想や運動をして、行動にメリハリをつけるのもよいでしょう。

いずれにしても、鍵となるのは、区切りをついけることです。

それにより、目の前のことに集中しやすくなり、結果として充実感が高まるのです。