六道輪廻

おはようございます。

法事があり菩提寺の住職さんのお話を聞く機会があり、郷土の明治や昭和など昔の話ができる人がどんどん少なくなっているという話にドキッとしました。

言われてみれば家のこと、河口湖町のこと、菩提寺のこと、山梨のこと、日本のことこの世は知らないことばかり。

後世に残すことも、それをまた聞いてつなげていくことも大事な使命なんだと改めて感じました。

俗に言う継承ですね。文字に残すのも語り部として残すのも。今を生き、これからを生きる我々の使命なんだなと感じるところです。

そんなことを思っていると六道輪廻という言葉を思い出しました。

六道とは地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天道です。

一般的には、亡くなってから、閻魔様の裁きを受けて、この6つの世界のどこかに生まれ変わる。だからなるべく地獄の方に行かないように、この世で良いことをしましょう。ということを言われてきたわけなのです。そしてそれは、社会を安定させる為の有効な方便であったとされています。

しかしこの六道は亡くなってからというよりも今をどう生きていくのかだと感じます。

この世の中を地獄にするのもそうでなくも考え方次第。どうなりないかを問い続けて夢をもって歩いていくことが大切ですね。

今日も頑張りましょう。