戦術家

数少なくなってしまったサッカー番組の中で

かなり異色な番組であるテレ東のFOOT×BRAIN、

内容がマニアックで他業種や他競技からのサッカーに対するアプローチが非常に面白く

毎回録画してみています。

大学サッカーの選手ではなく、選手コーチにスポットを

あてた回が非常に印象に残りました。入部当初から選手としてではなく

コーチになることを目指して入部してくる人が増えているようです。

選手としてサッカーをすることをあきらめたわけでもなく、最初から

指導者を目指して入部してくるそうです。

今のサッカー業界を見ているとプロ選手が引退してライセンスを取得し

指導者になるパターンがほとんどですが、はなから指導者を目指してサッカー部に

所属する、面白いです。プロまで行った人がコーチングするとそんなの出来て当たり前とか

ものすごい高いレベルをいきなり要求するとか、ありがちです。

その中で紹介されていた筑波大学サッカー部。関東一部でレベルの高さで有名です。

もう使っている機材とか、環境がはっきり言ってプロ並みでした。練習中からGPSで選手の動きの

データを取り、それを選手にフィードバック、見ていて驚きました。

そのことを息子に話すと息子のチームでも試合ではGPSを付けているみたいで、走行距離や

スプリント回数がデータが出るそうです。さぼれませんね、因みに一試合当たりどれくらい走ってるのって

聞いたら大体11キロ走ってるそうです。そんなに走ってるのかと驚きました。

一番多い人は13キロくらい走ってるそうです。

サッカーに携わることがプレーヤーだけでなく、指導者を目指すという新たな選択肢が

増えていることに今後日本のサッカーレベルが一気に上がるのでは、と期待してしまいます。