続・AI画像生成

巷ではAIにイラストを描かせるサービスが話題です。

約2ヶ月前にオープンベータがリリースされた「Stable Diffusion」は

Waifu-DiffusionやNovelAIなどの美少女イラストに特化したサービスに派生し、

改善されたユーザーインターフェースで誰でもタグ(呪文)を入力すれば

ハイクオリティなイラストが生成できます。

現状いくつかの問題点が散見されます。

著作権問題：AIの学習先が違法アップロードサイトの場合、そのサイトを容認してしまう。

販売問題：AIで生成した画像の詰め合わせを販売すると、クオリティが高いため何人かは買ってしまう。

ファンアート問題：AIで生成したファンアートをバーチャルタレントなどにプレゼントする際に、受け取る側への配慮。

イラストレーターの将来：誰でも簡単にイラストが生成できるので、本職のイラストレーターが減少する。

リリース2ヶ月弱でサービスの乱立や問題点の露見などのスピード感は

社会問題に発展する可能性のあるコンテンツであると感じています。

（現に法律の改正を必要とする意見もあるようです。）

P2Pや仮想通貨(暗号資産）などの新しい技術には

こういった問題や法的対応が必要となります。

P2P事例では開発者の逮捕によって日本は遅れをとりました。

対応には慎重を要しますが、是非とも攻めの姿勢で対応していっていただきたいものです。