片付け忘れ

現場で片付けを怠ると怒られます。

それは昔からそうであったと思いますが、とんでもない忘れ物が

見つかって話題になっています。

「京都・大徳寺で解体修理中の建物「方丈」の屋根裏から、約400年前の大工道具「ノミ」が見つかった。

1653年の建立時に、大工が置き忘れた可能性が高い」

というニュースが昨日からテレビで放送されています。

これを見て思い出したのが左甚五郎の忘れ傘、知恩院忘れ傘はあまりにも有名。

実際にいたかどうか不明の人物ですが、

ノミを忘れた本人もまさか400年後に発見されるとは夢にも思わなかったでしょう、

昔は恐らく大変高価だったと思われる金属のノミ、今ではホームセンターで1000円ほどで購入できます。

その分道具に対する愛着が薄れてきているのでは、と感じてもいます。

その当時の大工は必死に探したんでしょうね、

昔のノミは両刃がついていて面白い形状でした。