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「目くばり」?「目くばせ」?の意味

 「目くばり」は「配慮すること」

「目くばせ」は「目で合図すること」

まず「目くばり」は、「目[=視線]をいろいろなところに配る」というところからできた言葉です。
注意していろんなところを見るという意味です「目をくばる」いう言い方が、平安時代にはすでに表れています。
現代語では、「目配り」のように漢字で書いても差し支えありません。語源で「配る」であるからです。
一方、「目くばせ」は、ことば成り立ちが複雑です。              平安時代に「目をくはす[=合わせる]」という言い方がみられるので、これが「目で合図して知らせる」という意味であったと考えられています。
この「目くはせ」が、その後「目くばせ」になったのです。つまり「目くばせ」の「くばせ」は、語源上「配る」と関係がありません。
そのため「目配せ」のように漢字で書くのは、「あて字」ということになってしまいます。では、「目配り」「目くばせ」のように示しているのですが、これはこうした理由によるものです。
この二つの言葉は、使われ方としても、もともと重なっていたところがあります。たとえば「表の方へめをくばれ」という言い回しが表れているのですが、これは「外の方を見ると」に加えて「外の方に向かって目で合図すると」いう解釈も可能です。これは、「目くばり」が「目くばせ」と意味でつかわれた(と考えられる)例です。

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